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【売却の価格設定と買主様への説明の矛盾】
カテゴリ:売却について  / 投稿日付:2022/10/30 15:43


信じられないくらいに高い価格設定の物件が売りに出てくる事が結構あります。

多分ですが、売主様へは相場の価格査定はしているかと思いますが、「もしかしたら●●●●万円で売れるかもしれませんので、チャレンジ価格で出してみましょう」って提案しているのでしょう。

チャレンジ価格は分かりますが、いくらなんでも高過ぎる・・・(汗)。査定時に競合していて拍車をかけている事もあるかと思います。



しばらくすると何段階かの値下げを繰り返していく可能性が非常に高いので、売出し時が大事な売却活動において得策ではありません

てか、基本的に価格ってそんな1ヵ月とかで下げるもんじゃないですよ

(不動産会社が故意に広告不可とかしているなら問題外ですが)普通にやっていても広告活動をして情報が広がっていくにはやっぱ期間がかかるもの。売主様の売却に対するスタンス(どれ位で売れればいいかなど)によりますが、特に大手さんなんかは価格変更が早いなぁって感じています。


絶妙な売出し価格に設定する事、これが何より大事な事になります。



でね、こっからが本題になるのですが、あまりにも高過ぎる価格で、それを購入を検討しているお客様にどう伝えているんだろうって不思議。「今はこれ位しますよ」みたいなトークをするんだろうか?



購入を検討している方の多くは、相場っていうものをすごく気にされていますし、ネットでも多くの情報を仕入れる事ができる時代。信用をなくす行為になると思う。

当社では購入のお客様にも、周辺の売出中の物件+過去の成約事例をキチンと出して(根拠を出して)、説明が付く価格かどうかの解説もしています。



買主様にキチンと説明できないというのは突き詰めると売主様の方にも不信な行為をしている事になります。「これ位で売出しましょう」って期待感を煽るのは一見熱心なように見えて、逆だと思うんです・・・。

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