ホーム  >  茨木市【不動産・住宅の舞台裏】ブログ  >  売却について  >  【売却の売出し価格に悩んだ結果】

【売却の売出し価格に悩んだ結果】
カテゴリ:売却について  / 投稿日付:2024/09/12 15:23


秋の不動産シーズンに入ってきまして、少し新着の物件も増えてきそうな気配。


当社も有難くご売却を依頼されるますが、現在売却相談だけ受けているという状態のお客様も何組かいらっしゃいます。それぞれご事情があり今すぐ売りに出さないだけで、時期が来れば売る予定ですっていう状態


有難いことに需要が高いエリアばかりですので、お客様の反響は問題ないでしょう。あとはしっかりと査定をして、バランスの良い価格で売り出す事が重要になってきます



先月にご売却させていただいたお客様のケースをご紹介すると、「橋本さんにおまかせします」と言われ、査定自体は1時間程で出来たのですが、それから3日間悩みました。

いくらで売り出すのがベストなのか?

相場は分かってはいるけれど、十万円単位で結構悩みましたね・・・


結果、売出してから最初の1週間で見学して頂いたお客様が7組。2週目に申込みが2組入り(1組は満額・1組は価格交渉有り)、無事に満額でご契約となりました。



もちろんレインズにも掲載して、他の不動産会社にも広く広告活動に協力してもらった結果です

これがいつもブログでも書いている大事な事で、「当社だけでお客様を探していたら、契約になっていたかもしれないが、満額ではなかったかもしれない」。結果、売主様は価格を下げて売却をしていたかもしれないんですね。
*大事な事って書きましたが、当たり前の事です

最近は自社だけで売却しようとする、いわゆる物件の囲い込みがまたヒドイですからね・・・特に大手の不動産会社。



今回は、申込みはしなかったけれど見学後に「多少でも価格下がりますか?」って聞かれる時もあり、実際価格交渉で申込みも入っているので、なおさら私としては納得感がありますね

満額で2組や3組申込みが入ったら、「あれ価格設定が少し安かった?」ってなるじゃないですか。


売主様としたら、早く売りたい・出来るだけ高く売りたいって心理ですから、ちょうど良いバランスの売却が出来たんじゃないかと感じています。



最近の成約事例をチェックしていたら、当初の売出し価格から数百万円、へたしたら1,000万円以上の価格ダウンで成約になっている物件も数多くあります。


一括売却査定やチャレンジ価格の弊害だと思いますが、不思議なのは【売れたけれど売主様は納得してるのかな】って事。そんな査定や提案をする不動産会社ほど、物件を囲い込んだり・広告不可にして他社には案内させない様にしていますからね(汗)



エリアの需要・これからの不動産相場の予測なども含めて、チャレンジ価格自体は悪いとは思いませんが、程度の問題だと考えます。

●売却を依頼されたいが為だけの高値提案
●営業担当は実際はそんな価格で売れると思っていない(売れるかもというなら、価格を下げなくていいと思いません?)
●他社には案内させない物件の囲い込み

高い価格を提案されたら頼んでみたくなる気持ちは分かりますが・・・・・冷静に時間をおきましょう

ページの上部へ