カテゴリ:売却について / 投稿日付:2022/12/03 13:31
昨日に引き続き、売主様専属という方法で売却をした場合にどういった利点が出てくるのか?また購入をご検討の方にもどんなメリットがあるのかをご説明。
まずね、売却を依頼された時の不動産会社の言葉が変わります。
現在の売却なら→「買主さんを頑張って(自社で)探します!」
売却専属エージェントなら→「広く告知して、より良い条件で成約になる様に頑張ります!」
スタートからこの違いは大きいですよ。
自社で買主さんを探すことももちろん可能ですけど、レインズに登録したり・広告可にして広く告知していこうという方が絶対に良い条件になりますからね。
では、具体的にどんなメリットがあるのでしょうか。
売主様の立場にしか取らないので、売出し情報を広く届ける事に専念する
まずは現在の不動産業界の物件情報の流れを図で見て頂きます。
売却を依頼した不動産会社は自社で買主様を探します(Ⓐの部分ですね)。
それと同時進行で、レインズという不動産システムに登録して全ての不動産会社に売出し情報を流します*これは法律で義務付けられている。そうして各不動産会社がそれぞれのお客様に告知したり・ネットやチラシなどで広告活動を行います(Ⓑの部分)。
現在はレインズに登録はするんですけど、Ⓑの部分の活動をさせない様にして(囲い込みと言います)、売主・買主の両方から仲介手数料を貰えるⒶで取引しようとする不動産会社が非常に多いんですね。
ⒶとⒷのどっちが多くのお客様の目に留まるのかは一目瞭然です。
売却専属エージェントなら、【Ⓑに取り組んで、購入を考えているお客様に出来る限り届くようにする事】を考えて、それに集中する事ができます。結果、より良い条件の買主様が見つかる確率が上がるという事になります。
購入者としての目線で考えても、1つの不動産会社だけで広告されているよりも、複数の会社から広告されている物件の方が目に留まる確率が高いですしね。もっと良いのが、囲い込みをしていないのでどの不動産会社に問合せや相談をしても、スムーズに見学する事が出来る。
当たり前の話なんですけど・・・こういった取り組みが必要になっている業界です。