カテゴリ:売却について / 投稿日付:2022/06/26 16:12
ご売却をお考えの方に、現在の茨木市の市況をお伝えします。茨木市でお客様と日々接して感じている内容となっています。
まずは不動産価格というと世間的に話題になるのは新築物件。
新築マンションは相変わらずかなり高値で売り出されています。今の相場がどうこうというより、数年前に購入したマンション用地の仕入れ価格にも影響されてるし、分譲主(ディベロッパー)として収支が決まってますので、現在の茨木市の相場として捉えるのは若干ズレてしまいます。
次は新築一戸建てですが、コチラも土地の供給が少なく=分譲業者の仕入れが少ないために、売出し価格は高めで推移している状態。
これらを踏まえて、現在の中古市場はというと
<中古マンション>
まだまだ高めで推移しています。が、少し落ち着いてきているかな。相場がだいぶ高めになってきているので、購入者が決断しずらい状況になってきている感じ。住宅ローン金利は低金利のままだが、海外の金利上昇局面が伝えられて「もしかして日本も・・・・・」みたいな世論もあり、様子見も入ってきているかもしれません。
結論としては、売却する人は住宅ローンの金利なんて関係ありませんので売却した方がお得という状況です。
<中古一戸建て>
供給(売出し数)が需要に追いついていない、物件不足の状態になっています。相場はマンションほどではありませんが、コチラもここ1年位は上がり気味。ただ気をつけてもらいたいのは、物件の状態(エリア・駅距離なども含めて)によって以前より人気度の2極化は進んでます。購入者の目は厳しくなっている。
なんでもかんでも「相場が上がってますから」「供給が少ないので高めでも大丈夫です」みたいな、よく分かっていないのか売却を依頼されたいだけなのか、そんな営業マンには気を付けてくださいね。
<土地>
中古一戸建てと同じく供給が不足している。2極化の話も一緒で、直近の成約事例や不動産市況を詳しく分かりやすく教えてくれる営業マンを選んでください。
結論としては、中古一戸建て・土地ともに売り時という事になります。
という事で、中古マンションの相場は少し落ち着き始めている状態。中古一戸建て・土地は、エリアによっては需要がまだまだ多く売り手市場になっている感じですね。
何度も書きますが、だからといって相場の幅を超えて売り出すと、全然売れませんので要注意です。現に今売られている物件で、かなり相場より高く売られているものがいくつかあります・・・売主様の希望というより、査定した営業マンが原因というのがほとんどかと。
売り時は間違いないと思いますので、しっかりとご提案させていただきます。ぜひお気軽にご相談ください。