カテゴリ:売却について / 投稿日付:2023/11/01 10:33
先日売却の話がまとまった売主様と雑談していたら、「このあたりは●●●●(某大手不動産会社)がよく売りに出している」と言われていました。よく売るという印象を持たれている感じ。
たしかに売却をよく依頼されているし、成約になっていってるイメージはあるかと思います。
でもどういった取引をしているかなんて、一般の方には分からない・・・。
売れた=よく売ってくれる会社になるんだろうなぁ。
内部事情としては、一般の買主様に売っているわけではなく、半分かそれ以上は不動産会社に売っているのが実情なんですね。要は買い取りに話を持って行っているという事。
中には、売り出している価格よりかなり金額を下げて成約に持って行った物件もあるでしょう。
もし売り出している価格で買い取る会社があったとしたら、売主様にとっては良かったかもしれませんが、今度再度販売された時に不動産会社の利益が乗るので、物件を探している人にとったら良くない流れ(物件)になります。結果、転売と変わらない取引を行っている訳で、地域の不動産取引に悪い影響が出てきます。
ただ近隣からすると、いくらで売れた・誰が買ったまでは見えないから、よく売るというイメージになるんでしょうね・・・。
売却を現在されている方・もしくはこれから売却を検討されている方、依頼した不動産会社から不動産会社等の買取の話をされたら、一度疑った方がいいと思いますよ。
キチンと売ろうとしていたのか?
隠さずに売却情報を公開していたのか?
すぐに売りたい!とかいう状況の人ほど、良くない不動産会社の思うがままにされますので気を付けて下さい。
もし買取(業者による購入)の話をされたら、「違う不動産会社にも聞いてみます」位の事を伝えてみましょう。なんか急に担当が焦りはじめるかもしれませんので。