カテゴリ:売却について / 投稿日付:2021/12/09 17:54
不動産会社のホームページでよく【リフォームした方が高く売れるのか?】っていう解説が載っていたりします。否定的な見解が多いのですが・・・書かれている例としては
・リフォーム費用の上乗せは必ずしも出来る訳ではない
・不動産査定に大きく関係するのは築年数
・リノベーション(リフォーム)を前提に探している人も多い
・綺麗であるよりも安い事を最重視している
じゃあなぜ不動産営業マンが「築年数が経過して古くなった家は売りにくい」ってよく言うのか?内容が矛盾していますよね。一般常識の感覚で書くと
①そりゃキレイに見えた方が売れやすい。
②あくまで正味の物件価格とリフォーム価格のバランスの問題
③リフォーム前提で探している人もいるが、その逆もある
まぁ何百万円というリフォーム工事を自己負担でやって、価格が高くなることを期待して売却するのは正直オススメはしませんが、あくまでリフォーム内容と売出し価格のバランスの問題だと思います。
不動産会社がススメないもう1つの理由とすれば、買取の方に持っていきたいからではないでしょうか。リフォームしたら売りにくいっていうなら、なぜ不動産会社が買い取ってリフォームして再販売するんでしょう(リフォーム済み物件)。見た目がキレイだと売れやすいからでしょ。不動産買取の場合は、利益を出すために出来るだけ安く買ってというのが条件になりますけど。
結論とすれば、
①リフォーム工事をした方が売りやすくはなりますが、工事費を先に出すリスクがあって、どこまで回収できるのかは分からない。
②不動産会社がススめないのは、買取になった方が利益(仲介手数料)が増えるから。
③リフォームの提案が面倒(もしくは知識がなくて出来ない)っていう営業マンの姿勢
の問題もありと思います。