カテゴリ:売却について / 投稿日付:2023/07/18 10:54
売却を検討する時の2大不安
「いくらで売れるんだろう」
「早く売れてくれるかな」
間違いないです。
今回は早く売れてくれるかな…を掘り下げていきます。
早く売れるためには、1つしかないと言ってもいい。高く売りたいという願望と少し相反する答えになりますが、それは【売出し価格がバッチリ合っている】。
ここで気をつけてもらいたいのが、安く売るんではないって事です。
安くではなく、相場帯の範囲で高く売りましょうというのが正解になります。
相場はドンピシャの価格ではなく、例えば4,000万円〜4,200万円という風に幅があるんですね。それなら4,200万円で売りましょうっていうのが早期売却への第一歩になります。
一括売却査定とか、不動産会社による高額査定にはくれぐれも注意してくださいね。
高いのを理解された上で、「時間がかかっても、この価格で売りたい」という事でしたらOKですが、正直に書くと早期売却の可能性は低くなります。
不動産会社の査定って「●●●●万円までいけますよ!」「この価格て探している人がいます!」とかよく言うでしょ。ならすぐに売ってよって私なら思うんですけど・・・そういう会社に限って、すぐに売却可能ですとは言わない傾向があります。
売れる可能性だけを醸し出しといて、売却を依頼されるのが目的ですからね。依頼されたら、あとはジックリと価格下げるか、実際お客様がいても大幅な価格交渉の申込みをして売主様を説得すればいいやみたいな考えです。
そんな売却ってなんか気分はよくない(汗)。
売れずに価格を下げたり、大幅な価格交渉だったりで、結局元々の査定に近づくんだったら最初から相場帯の高い方で売り出しておいて、スムーズに売れた方がいいと思いません?
売主様も買主様もお互い有難うって取引になり、気持ちよく売却できます。
空き家だったらまだいいんですが、居住中だと見学される負担も時間が経てば大きくなってきます。
高めに売出ししておいて、他の不動産会社には見学させずに(物件情報の囲い込み)、なかなか売れずに疲れてきたところで「●●●●万円で買うという人がいてます。不動産会社です」みたいに買取にわざと誘導する不動産会社もありますからね(大手さんも)。
「高く売りたい」と「早く売りたい」を実現するには【相場帯の中で高く売り出し価格を設定する事】、これにつきます。