カテゴリ:不動産の事 / 投稿日付:2024/09/20 12:35
土地を探していると、「更地(建物解体後更地引渡し)」「古家付き土地」の2種類におおきくは分かれます。
全く同じ条件の土地なら普通に考えると「更地」に軍配が上がる。
じゃあ更地と古家付き土地とで売出し価格に差が出ているのかといえば、現在の不動産業界の査定ではそれ程差が出ていないのが現実。
その場所の相場が坪単価100万円なら、両方ともその相場で売り出される事が多い
木造2階建てで30坪位の古家なら解体費用は150万円位しますので、最終的な更地状態で比較すると150万円の差が出てくる計算になります
本来なら売却を依頼された時に不動産営業が売主様に「解体費用分の価格交渉が入る事もあります」とか伝えておいて、それも考慮した売出し価格にしておいたりするものですが、最終的な価格は売主様の判断になりますので特に決まり事はありません。
周辺に同じような物件が売りに出ていないか?需要の高いエリアなのか?などその売出しタイミングにも影響してきますので、購入者としては判断が難しいかもしれませんね
不動産の面白いところであり難しいところでもあるのが、同じ条件の物件は存在しない事。
道路の広さ・日当り・周りの建物状況など、優劣が絶対に出てきますからね。
信頼できる不動産担当と納得感が得られるように打合せ・確認していきましょう
最後に、古家付き土地の場合は素直に売主様に価格交渉してみるのが一番です。
もちろん売り出されている価格が相場帯に入っているか等の確認をした上での交渉になります。「古家付きでも全然相場ですよ」って価格なら、逆に失礼にあたってしまうケースもありますので
価格交渉があっても申込みを頂けるのは売主様にとっても嬉しいもの。判断は売主様がしますので、失礼がない範囲で交渉をするのはOKですよ