カテゴリ:不動産の事 / 投稿日付:2022/04/01 17:03
ここ1年くらいは土地や中古一戸建ての物件が少ない状況が続いています。売りに出たとしても、かなり高い価格設定になっている物件も多く、おススメはしにくい。
という事で、それに伴い新築一戸建ても少なくなってきていますね。
これはコロナ禍の影響も多少はあるかもしれませんが、99%は【売り出される物件が少ない&出てきても高いから買えない】という理由かと。
新築一戸建て(建築条件付き土地も)は不動産会社が土地を買い取って、家を建てて販売しています。販売するという事は、相場を考えて土地を仕入れないといけないという事。その仕入れ価格が高いので、販売価格が合わずで土地が買えない状況。
売りに出される新築一戸建てや建築条件付き土地を見ても、ほとんどが「状況は分かるけど・・・ちょっと高過ぎるやん」って物件になっています。厳密に書くと、売出し当初は高い。価格変更を経て、相場価格帯に入ってきて売れるという感覚です。
建てて売り出せばOKという時代ではなくなってきています。
ですので、キチンと相場価格あるいは感覚的な価格を把握して、検討するようにしてください。感覚的な価格というのは、査定価格だけではなく、地元民が感じることのできる価値感の事。「価格的にはこんな感じだと思うけど、でもちょっと高くない?」とか「ココは買ってても大丈夫や!」みたいな部分です。お客さんにはなかなか難しいかと思いますので、正直に教えてくれる不動産担当を探す事が一番だと思います。
完成している建売やリフォーム済み物件を見ると、見た目は良いのでつい決めちゃいがちになりますけどね(汗)。その気持ちは分かりますが、それは不動産会社の思うツボ。
一戸建ての物件が少ない状況ですので焦ってしまうかもしれませんが、そこは1回冷静になってくださいね。