カテゴリ:不動産の事 / 投稿日付:2024/08/01 11:03
昨日のアメブロの方でも少し書きましたが
不動産業者としては触れない訳にはいかない
【日銀は31日午後まで行われた金融政策決定会合で、政策金利を0.25%程度とする利上げを決定しました。 日銀の発表によりますと、現在「0から0.1%程度」となっている短期金利は「0.25%程度」に引き上げる】というニュース
これを受けて本日のニュースでは大手銀行も【円普通預金金利を現在の0.02%から0.1%に引き上げると発表した。短期プライムレートも1.475%から1.625%に引き上げる。ともに9月2日から】と来ました
不動産業をしてる立場から簡単に書くと、住宅ローンの変動金利も上がりますという事
アメブロの方でも書きましたが、たしかに金利が上がるので気になられると思いますが、それでもまだまだ低金利。それ程不動産相場は動かないんじゃないかなと
具体的にどう変わりそうかを書くと
三菱UFJ銀行の住宅ローンを借りると現在なら変動金利は0.27%(審査に寄ります)
これが来月から仮に0.15%金利が上がるとします。0.27%→0.42%ですね
借入金額3,000万円・35年・ボーナス払い無しで計算すると
0.27%→月々74,864円
0.42%→月々76,819円
で月々の支払金額の差は1,955円となります
ちなみに借入金額4,000万円だと月々の差は2,600円ほど
お金の話ですので気軽には書けませんが、不動産に影響が出る程ではないかと考えています
これからの日銀の政策金利動向に注目しないといけないのは当然ですが、茨木市で言えばまだまだ需要は高いという状況に変化はないでしょう
ただ1つだけ書いておきたいのは「需要の高いエリア・低いエリアの差は広がっていく」と考えています。よく言われる2極化ですね
高いエリアは今回の金利変動では相場を押し下げる要因にはならず、それより「欲しい」が勝っちゃうかと
逆に需要が高くないエリアだと「ん?ちょっと待てば下がる?」っていう考えの購入検討者さんも出てくるかもしれない
このあたりの判断は非常に難しい部分だと思いますが、お客様とディスカッションして、【物件がお客様にどれだけ合っているか】+【エリア相場】のバランスを見極めて提案していきます
ぶっちゃけ需要の高低は抜きにして、不動産会社による高値査定(高値売出価格提案)により、相場よりかなり高く売りに出されている物件は、より厳しくなっていくでしょう
住宅ローンの金利関係なく、こういった物件に手を出してはいけない。金利や時代は関係なく「欲しい時」に「欲しい物件」を「相場と需要をしっかり確認して」買いましょう。