カテゴリ:不動産の事 / 投稿日付:2024/11/09 19:29
今日の内容はちょっと生々しいので・・・こっちのブログの方で。
新築建売や建築条件付き土地、そしてリフォーム済みの物件で「売出し当初でこの物件は相場やなぁ」って思えるのはほとんど無い。何回か価格変更を経て、相場帯に入っていくという感じです。
こういう物件は売主は不動産会社がほとんどな訳で、相場をよく知っている
相場だと●●●●万円くらいだけど、売出し当初だからこれ位の価格でいってみよう。売れればラッキーだし。
という価格設定になっているケースがほとんど。まぁ商売だからそうするよねって話です
特に中古物件はリフォームしてキレイになっていれば、高めでも売れやすいっていうのもあるので、そのあたりを狙った売り方ですね
これについては商売だから否定しているんじゃなくて、私としてはみなさんに【相場というものを理解して頂いて、多少高かったとしても購入するならその価値も含めて判断してください】という事をお伝えしたいんです。
ものすごく例えが悪くて申し訳ないんですが、プラモデルで説明すると
プラモデルってイチから組み立てるのが基本じゃないですか。1,000円のプラモデルを買って、仮に500円装飾品を別途購入して自分で組み立てると。合計で1,500円。装飾品は自分で好みの物を選べます。
リフォーム済み物件というのは、組み立てられたプラモデルを1,800円で買う感じ。装飾品は決められている。
もっと言うと、その組み立てられたプラモデルは当初は2,200円で販売している状況。でなかなか売れないので、徐々に値引きしていって売れるという感じですね。
どっちが正解とかではなく、まずは自分で好きに組み立てれば1,500円位で出来るよねって事を知ってほしい。それを知った上で、「自分で作るのはめんどくさい」とか「今すぐに完成品が欲しい」って方に重きをおくならば、1,800円とかヘタしたら2,200円の価値があるかもしれない。
「2,200円はさすがに高いけれど、2,000円なら買ってもいい」これも意味のある判断だと思います。
不動産仲介としては、ただ単に物件を紹介するだけでなく、こういった事も含めてお客様に判断していただく。
これが納得感ある買い方だと考えています。