カテゴリ:不動産の事 / 投稿日付:2024/02/09 08:27
建築条件付き土地を買うと多くは不動産会社が売主になっている事が多く、建物もその不動産会社と契約するという形になります。
じゃあ建物の打合せを不動産会社がするのか、と言ったら多くのケースでそうではなく、不動産会社が依頼した設計会社や建築会社が打合せ等をしていきます。
ぶっちゃけ土地を買っただけで、あとはほぼ外注してる訳なんですね。極端な話、手配と段取りしてるだけ。
不動産会社は「家を企画してる」とか「お客さんが建てやすい様に物件を整備してる」とか色々理由付けてますけど、建築条件付きじゃなくお客様が普通に土地買って、建築会社を自由に選んでもそれは同じように出来る話ですからねぇ。
ココで腑に落ちないのは、一般のお客様が普通に買えていたはずの土地を先に押さえて、不動産会社が大きな利益を取ってる事。
茨木市でも需要あるエリアの土地をバンバン相場で土地買って、建築条件付けて、建物で利益上げてる業者もいます。
結果、お客様は高い商品を選ぶしか選択肢が無い状況になってるんですね…言葉は悪いですが、私としたら「邪魔せんといて」って思う。
大手の不動産仲介会社もいい価格で買い取ってくれるし、ラクだからそういう会社に土地情報を積極的に持っていってる(汗)。最後に購入するお客様(買主様)の事を考えるなら、そんな動きにはならないはずなんだけどね。
こういう事がずっと続いている不動産業界ですから、建築条件付き土地とか新築一戸建てはより厳しい目で判断した方がいいですよ。土地価格が相場であるとか、建物費用と仕様・性能が釣り合っているとか、理解いただいた方が良い買い物が出来ます。ちゃんと説明してくれる不動産担当が必要なんですね。
不動産流通のこういった動きを理解すると、物件を探す時に非常に役立って判断がしやすくなります。