カテゴリ:不動産の事 / 投稿日付:2024/04/25 18:38
新築一戸建て(建売)がかなり減っているそうです。【そうです】って・・・書いたのは、当社はほとんど建売の仲介をした事がないから。
数年前までは仲介する時もあったんですが、考えればここ5年以上はやっていない。
建売はご提案しませんっていう訳ではなく、お客様の要望に合致する・価格が相場と合っている・間取りが土地に合っているという点をクリアーしてるって思えれば全然OKなんですが、そういった物件は正直少ない。
パワービルダーって呼ばれる大手の新築建売会社(飯田産業・一建設・アーネストワンなどのグループや関西ならファースト住建とか)の状況を調べてても、ここ2年ほどは土地の仕入れを抑えていた事もあり、販売戸数が減っています。
たしかに、5年以上前なら上記の会社が販売している建売が茨木市でも数十件ありましたが、最近はパッタリとあまり見なくなりましたね。完成している建売も売れ行きが悪いので値引きをして在庫処分に動いているとも聞きます。
原因は土地の仕入れ価格が上がっている事や建物の原価も上がっている。他にも土地仕入れ競争の激化もあるでしょう。
以前からこのブログでも何度か書いてきましたが、建売自体は全然OKなんですよ。ただその価格に見合ったバランスの良い物件を買うようにしましょうって事。
ここ数年は価格が上がって建売が売れないってよく言われますが、それは業者目線であって、お客様目線で言えば「価格に見合った価値が感じられない」って事だと思うんです。
よく考えられた住宅を提案したり、コストパフォーマンスを重視したりと、どれだけ付加価値をお客様にご提供できるかが、これからの時代には必要になってくると思います。