カテゴリ:不動産の事 / 投稿日付:2024/09/24 10:07
【リフォーム済みの中古一戸建てをどう判断するか】についてを書いていきます。
リフォーム済みという事は一般の方が売主ではなく、不動産会社などが買い取りリフォーム工事をして、利益を乗せて販売している物件になります。
築年数としては20年〜30年位の建物が多いかな
まず「高いなぁ」と思うケースが多いんですが・・・
でもね、売主である不動産会社(または買取り仲介した不動産会社)は一応考えて価格設定している訳です
例えば土地を購入して新築建てたら5,500万円位はする。
それなら4,500万円位とかもうちょっと高く価格設定しても売れるんじゃない?みたいな価格設定。新築とはなるべく競合しない価格設定にしてるのがポイント
実際は古い状態(リフォーム前)なら3,500万円前後が相場だとすると、普通に購入してリフォーム会社に工事してもらったら、4,000万円とかまぁ4,200万円あればフル・リフォーム出来る訳です
それを4,700万円とか4,800万円で販売している感じ
これは商売なので良い悪いはないと思いますが、検討する側としては【知った上で判断する】という事が重要
営業トークとしては
「なかなか中古一戸建ては売りに出ないので・・・」
「新築なら6,000万円位しますよ」
そしてリフォーム済みで一応キレイなのでお客様が決めやすいという状況を作り出すという感じですね
判断としては、(内容にもよりますが)フル・リフォーム工事費用を600万円位として計算するのがいいかと思います。
例えば、リフォーム済みで4,500万円で売りに出されているなら、600万円引いた3,900万円が正味の古い状態での物件価格。
その価格で買うのかどうか?という具合です。
ちょっと専門的な判断も必要になってきますので詳しくは個別にご相談くださいね。