カテゴリ:不動産の事 / 投稿日付:2022/07/15 17:03
「このエリアのマンションが売りに出るのを待ってます」
中には、「このマンションしか考えてません」という方もいらっしゃいます。
不動産業界では昔から言われている事で、売りに出てくる物件は平均して3%前後というのがあります。
総戸数100戸のマンションなら1年間で3件くらい売りに出るという計算ですね。
平均ですので多少は差異がありますが目安にはなるかと思います。
このパーセンテージは、例えば人気物件や需要の高いエリアなら数字は低くなる。
逆、または築年数が古いマンションなら高くなる傾向がありますね。5%くらいの数字になってくるかな。
ここからもう1つ考えないといけない事がありまして、3%なら年間3戸の売り物件が出てくると。その3戸もそれぞれ条件が違うケースがほとんどなんですね。低層階だったり高層階だったり、または60㎡台の狭め、90㎡強で広かったり・・・とか、色んな条件の物件が出てきます。
その3%の中で、自分の要望に合う物件が出てくる可能さは高いのか?もし希望のマンションが売りに出てきた時に、ここらへんも決断材料の1つに入れてもいいかと思いますね。
待っても出てきそうか?なかなか出ないのでココで決めてもいいか?の判断です。このへんを過去の事例や経験をもとに、証拠とともに説明するのも不動産営業マンの仕事です。