カテゴリ:不動産の事(営業・接客など) / 投稿日付:2023/07/06 11:20
不動産関係のニュースで【マンションの資産性レポートを出す】サービスが始まるというのを見ました。主に首都圏のマンションのレポートという事で、ニュース記事のレポート内容は以下の感じ。
・資産性(流通可能性)・・・要は売れやすいか売れにくいかの判断。相場から判断して売出価格は妥当か?立地はどうか?建物の仕様は?マンションの管理状況は?という観点から、その物件が妥当かを判断してくれる。
お客様が客観的なデータを取得できるのは非常に良い事だと思いますね。
でもよく考えると、こういった相場妥当性や物件の価値を判断して伝えるのが不動産売買仲介の本来の仕事。これをお金払って取得しないといけない今の不動産業界って・・・・・「早く変わっていかないといけない」とひしひしと感じます。
セカンドオピニオンを希望するというならアリだけど、本来はこういった内容は我々不動産担当が(信用してもらい)当たり前のようにお客様に伝えないといけない。
このサービスを見て「なにこれ?」「仕事しにくい」って思う営業マンはダメでしょう。
購入の相談をしてお客様が気に入ったら、物件の相場や状態など関係なく「早く申込みしましょう!」みたいな不動産会社。
売却の相談をしたら、依頼されたいがために高額査定をする不動産会社。*一括売却査定なんかもこれに当てはまります。
本当に気を付けてくださいね。
私は購入相談も売却相談も、こういった物件の資産性判断を自分なりに考えて(地元民だから感覚的な部分もあるが)お客様に伝える様に意識しています。ホームページでも全ては書けないがなるべくコメントで書く様にしている。
まだまだ「人」に頼っている部分が多い当社ですが、最後は正直さや街の詳しさなど、人に求められる部分が重要になりますので、追及していきます。